デッサンのおもしろさを思い出す
アルバムとは関係ないお話ですが、ふと思い出したので、書いてみます。
18の夏私はアルバイトのお金を使いある美大受験の為の専門学校へ入りました。
美大受験為の学校だと知ったのは入ってからですが…w
そして、初めて鍋をデッサンしたのです。
今まで美大を目指してなかったので、受験用のデッサンなんてもちろん初めてでした。
鍋というのは、硬い素材でできてるので、できるだけシャープな線を重ねて、形を表現するわけですが、なんせ初めてなんで、出来上がりの鍋は、ふにゃふにゃのものができあがる。
線の重ねが少ない、線にシャープさがない。
2学期から入る生徒は普通ものすごくよくできる人らしいが、こんな初心者が来て、先生には大笑いされたなぁ。
そこからどんどんデッサンにはまり、デッサンで入れる学校なら受かると先生のお墨付きをいただいた。
なぜ、急に思い出したかというと、
先日色鉛筆の塗り絵教室で、初めてどんぐりを書いた。
その時、眼鏡を忘れたので、見えないんです。おっかなびっくりで描いてるのでよけいに、なんか隙間も多くフワフワのどんぐりが出来上がりました。
その後、家で復習をしていくうちに、どんぐりが艶っと引き締まってきた。
友達がFBで、このどんぐりが硬さが表現で来てると一つのどんぐりを指して言ってくれた。
その言葉を聞いた時に、ふとあの日の事を思い出したのです。
最後大学は2つ学部を受けてデッサンだけの学部だけ受かりました。とはいいつつ、私は専門学校へ進んだという話はまた何かの機会にw
写真のどんぐりは、色鉛筆を変えて描いてみました。
ボリクロモス、ヴァンゴッホ水彩、ファーバーカステル水彩赤、ダーウェントアーチストの4種類。
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